ものづくりのプロセスを地域で共有することで、人と人の温かいつながりを育てる。
多様な人が携わることができる「仕事」を創出し、高齢者の生きがいと地域の活力づくりに貢献する。
このコンセプトのもと、”つくる”と”つかう”を通じて温かいコミュニティ―を広げ、育てようという目的で『京都木育プロジェクト』としてスタートしました。
小さな芽から大きく枝葉を広げて育つ「木」のように、ひとつの木製品が地域に人のつながりを広げ、育てていくことを願って「木」を選びました。
ぬくもりのある「木」という材料に触れることが、作業をされる方も癒しの時間にもなります。
sitte コンセプト
sitteの名称には『「sitte」を通じて、より豊かな人と社会と人生の在り方を「知って」ほしい』という思いが込められています。
西院デイサービスを利用するのは、認知症であったり、何かしら支援が必要な高齢者です。
それは誰しもの=自分の行先=にあるかもしれない、ひとつの状態です。
要介護状態であっても、何もできなくなったわけではないこと。
認知症であっても、できる環境を整えればやれることがたくさんあること。
前むきに頑張ろうと、笑顔で人生を楽しみ、誰かの役に立ちたいと願う利用者の想いを「知って」ほしい。
常に実社会や地域とつながる運営を目指す西院デイサービスの取り組みがカタチとなったもの、それが「sitte」です。
sitte ロゴマーク
人と人がつながっていく、つながりが広がることを文字と文字をつなげて表現しました。
sitteを通してそのつながりが大きな輪になっていく。
輪が閉じることなく隙間が空いているのは、輪の中にどんな人でも入ってきてほしいという想いがあるからです。
その円を描いた先は未来へとつながっていきます。
常に実社会や地域とつながる運営を目指す西院デイサービスのチャレンジ。
iの小文字の点は、この取り組みが社会、そして私たちみんなの希望の光になることを願っています。