デイの取り組み

「西院デイサービスセンター」におけるレクリエーションの役割

西院デイには、その日どのように過ごすかをご自分で選ぶ「レクリエーションボード」があります。

それは、ご利用者の個別性と自己選択・自己決定の機会を意図的に行っていただくためです。午前・午後それぞれ2~4つのレクリエーションを用意しています。

レクリエーションには、身体・頭の体操などの機能訓練の役割や音楽、料理、手芸、スポーツとその人の「特技」「好きな事」「昔やっていたこと」を行うもの外出イベントなど社会参加を目的としたものなどがあり、様々なレクリエーションに参加することによって、楽しみや活力がわき、日々の生活がより豊かなものとなることを願っています。

選べる「レクリエーションボード」

今日はデイで何をしましょう?自分で考えて自分で決めてみませんか?

外 出

思いでの場所、まだ行ったことない場所

車で一緒に行ってみましょう!

スポーツ

日々の刺激に身体を動かしてみましょう。

運動不足やストレス解消にはスポーツが1番!

音楽

懐かしの歌謡曲や演歌。

カラオケで歌ったり、楽器の演奏に耳を傾けたり♪

工作、手芸

指先の運動は脳に大変良い刺激を与えます。

「おばあちゃん、まだこんなことできたんやなあ」と驚かれるご家族さんも多いです。

委員会活動

西院デイには、・5S委員会・よくする委員会・夢をかなえましょう委員会という3つの委員会があり、それぞれが異なる観点から、提案や企画を行なって、ご利用者にとって、施設がよりよい場所になるように、日々活動しています。

5S委員会

西院の施設全体(デイ・居宅・包括)で、整理、整頓、清掃、清潔、躾の5Sに取り組んでいます。

5S活動には、下記のような目標があります。

1. 仕事におけるムダ(探すムダ、運ぶムダ、コミュニケーション不足によるムダなど)をなくし、効率のよい職場環境を作る。

2. 上記のムダから見えてくる問題点(経費増大、対応の遅れ、ミスの発生など)に速やかに対応できる職場作りを行う。

3. 決められた事を守り習慣づける中で、各人の自主性の向上も図り、自らが目標を考え、行動する職員を育てる。ひいてはチームワークとリーダーシップを養成する。

現在、施設の目的に基づき、いる物、いらない物に分け、整理整頓、物を取り出しやすいように、取りたい物がどこにあるのか、すぐにわかるように配置して、その状態を維持するよう職員に徹底する活動を行っている所ですが、
5Sの活動をすすめる中で、働きやすい職場環境と人材を育てていきたいと考えています。

よくする介護委員会

よくする介護委員会では、ICF(国際生活機能分類)の考えを中心にご利用者一人ひとりのよりよい生活を目指しています。

世界保健機関(WHO)により2001年採択されたICFの考え方は、人の生活機能を「工夫したらできる事」や「補助具を用いたらできる事」など「できる事」に着目し、プラス面からとらえるのを特徴としています。

介護とは、「不自由なことを手伝う」だけでなく、人の生活を「よくする」ことができるもので、この委員会では、各ご利用者の個別的な目標を考えて、さらに、西院デイというチームの連携を発展させ、介護の質を高めるための活動しています。

夢をかなえましょう委員会

「デイのお友達とこれがしたい」「もう一度あれがしたい」というご利用者の日々の声を拾い、その「思い」「夢」の実現のため活動しています。また、春はお花見、夏は祇園祭見物などなど季節の行事、お出かけの企画、実行を担っております。

研修

西院デイサービスでは、施設内研修・法人内研修・外部研修に参加することで、日々知識技術向上のための努力をしています。

施設内研修

職員が何を学びたいか話し合い、年間の計画を立て、職員が講師をしたりして自己研鑚に励んでいます。
また施設のデイサービス、居宅、包括の職員全員で学習することで、技術や知識に加え、仲間意識やチームとしての意識を高めています。

法人内研修

キャリアパス制度を基本にしており、入職して間もない職員には、社会人として、法人内職員として、また社会福祉サービスに従事する職業人としての倫理観を身につけ、
サービスを利用するご利用者の生活全体や尊厳を支えるケアを行う上での基本的な考え方、視点を身につけるための研修を行っています。
2年目以降の職員にも、中堅職員としての必要な知識や技術を身に付けるための研修を行っています。
法人全体としても、技術や知識はもとより、倫理観についての教育も充実しています。

外部研修

職員が気兼ねなく参加できる体制づくりをしており、新しい知識や技術、考え方を取り入れ、施設で実践していける体制を設けています。