「西院デイサービスセンター」におけるボランティアの役割
ボランティアは、職員と共に施設を創り上げていく「パートナー」という役割です。
職員は、専門的な知識や技術を持って、身体上、精神上の障害のために日常生活に困難を抱えているご利用者の食事・排泄・入浴・心のケアなどの介護を行い、自立した生活を送れるように支援します。
一方で、ボランティアは、ご利用者の生活を豊かにする存在です。例えば、庭いじり、歌、手芸、散歩、遠方への外出などのボランティアは、ご利用者にとって、趣味を楽しむ友達のような存在となります。趣味を一緒に楽しむ中で、若い世代の流行に触れ新たなことに興味・関心を広げるきっかけも生まれます。
また、高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきとした生活を送ることができるよう、自由に集い、高齢者どうし、又は高齢者と各世代との交流を促進し、地域からの孤立化を防ぐことにより、認知症の早期発見や進行防止、介護予防等を図ることを目的として設置するものです。集うための仕掛けとして、コミュニティカフェを運営したいと思っています。この事業を運営するにあたり、ボランティアに来て支援いただくことで、多彩な発想やご意見をいただき、誰でもが気軽に足を運んでいただける運営をしていけるようにしたいと思っています。このように、ボランティアには、活動それぞれに多様な役割があります。